Orange County Buddhist Church
本願の船
二〇〇五年も、あと残り少なくなって参りました。今年も、当仏教会は、多くの行事や催しものがありました。こうして一年を振り返って見ますと、今年の仏教会の全ての行事が無事に終わりましたのは、皆さまの、絶大なるご協力とご支援のおかげさまと、ここに深く感謝を申し上ます。
今年ありました、数多くの行事・催しの中でも、最も大きなハイライトは、何と言っても九月に行われました「南部教区仏教徒並びに婦人会のファミリー大会」であったと思います。
この大会は、アナハイムのヒルトンホテルに、子供から大人まで、約九〇〇人以上の参加者がありました。開会式では、参加者全員の読経、そして合掌お念仏の声は、会場全体に大きく響き渡りました。当日のさまざまな仏教的プログラムでは、大人・青年・子供達が楽しくかつ有意義に過ごし、まさに仏教ファミリー大会と成りなした。
この大会は、最近の大会としては、南部教区に大きくそして意義あるものとして一つの歴史を残したことと思います。
また、オレンジ郡仏教会の催しであります、花祭り法要・バザーやお盆法要・バザー等も大成功に終わることが出来ました。
仏教会はここに、改めましてお手伝い・ご支援を下さった方々にお礼を申し上げます。
しかし、ここで私達は今一度蓮如上人のお言葉を心にしなければいけません。上人は、「仏法繁盛とは、信心を一人でも多く得ることである」とご教示して下さっています。オレンジ郡仏教会のご門徒さまも、どうぞこれからも、ますます聴聞をしっかりして、慶びのお念仏をさせていただきましょう。
私はよく、仏教会を「船」にたとえます。オレンジ郡仏教会は大きな船であります。この大船は門信徒一人ひとりのご協力が力となって難度海を航海しているのです。この船が到着するのは「彼岸」すなわち、お浄土であります。釈尊は「人生は旅である」とお説き下さっております。人生の目的や行き先を知らない人は、いつも不安と苦情の人生を過ごします。
お念仏を頂いている私達は、少々海の波が荒れても、船酔いをして苦しくても、明るい永遠の国であります、お浄土に着くことを知っていますから「大安心」です。
お念仏は、私たちがこの願船に乗せていただく為の、丁度キップのようなものでありましょう。もちろん、このキップも阿弥陀如来さまからのお届けものです。
この願船が進む航路は、約二五〇〇年前にお釈迦さまによって開かれました。そして七高僧さまがまず私たちより先にこの航路を進んで下さり、西国浄土に間違いなく上陸した、と証明をして下さいました。私たちの宗祖親鸞さまは、私たちの手を取り、一緒に乗って下さいました。これを浄土真宗では御同朋•御同行と言います。
オレンジ郡仏教会という大きな船は今、大きな海原を航海しております。みんなで協力しながら、楽しく進みましょう。
最後に、今年も皆さまの絶大なるご支援とご協力のおかげさまで無事に終わろうとしております。仏教会、開教使一同心よりお礼を申し上げます。
二〇〇六年は戌年に成ります。どうか皆さまにおかれましては、良いお年をお迎えに成られますよう、心から念じ申し上げます。
合 掌 宮 地
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